突然ですが、中型二輪免許を取りました。そしてバイクも購入!(実はバイクを先に買って、その後から教習所に行き始めたのですが・・・)ついにシニアライダーデビューです。
日本国内のライダーの平均年齢は50歳を過ぎていると言われています。若者のクルマ離れについてはよく報道されていますが、バイク離れについても進んでいるようです。
私(1963年生まれ)の世代は、まさに日本のバイク黎明期に10代〜20代を過ごしているので、その頃にはなんらかの形でバイクに親しんでいたものです。(クールス時代から岩城滉一さん、めちゃかっこよかった!)そしてこの世代がいまや50代〜60代になり、いまだ現役ライダー&返り咲きライダーとなっています。
今回は、なぜ今になってバイクの免許取得&バイク購入に至ったのか、今後の50代〜60代を過ごしていく上で、バイクのある生活にどんなことを期待しているのかについてお話したいと思います。
なぜバイクの免許を?
当年とって、57歳となりました。(2020年8月現在)
学生時代の同級生とは、定年まであとどれだけ残ってる、それまでにどうする、そのあとはどうする、っていう話題が多くなりました。
人生100年の時代になって、60歳からの40年をどう生きるのか、というテーマについて、この歳になってあらためて考えさせられます。
仕事も子育ても少し落ち着いてきて、今後の人生、自分らしい生き方をするためには何をしたらいいのかな、といつも考えていたのですが、やっぱり楽しいこと、本当にやりたいことを見つけていくことが一番ですよね。
私自身は自分の会社を経営している身なので、定年もなければ今のところリタイヤも全く考えていません。会社の経営をしていく中で、絶体絶命な局面も何度かありましたが、こうして未だにやりくりできているのは本当に幸せなことです。
数年前までは私とツマ、各一台ずつの2台体制でした。娘たちが学校に行くようになってからは家族で出かけることも少なくなってきた、そして月に1〜2回利用するだけの2台のクルマのために年間数十万円〜100万円程度かかる維持費を高く感じるようになり、さらにその時期に私が経営する会社で大きな損失が発生する事態となったのを機に、クルマを処分してカーシェアリングに切り替えることになりました。
通常の私の主な移動手段は自転車。自宅とオフィスの間は自転車で2〜3分程度。取引先へのミーティングに出かける際も、ほとんどが自転車で10分以内で行けるところばかりですし、今ではそれもオンラインミーティングで済ますことが多くなり、出かけることがなくなってしまいました。単なる移動手段としてはクルマもバイクも不要な生活になっています。
ちょうど1年ほど前に、ベトナム・ダナンに旅行したときに、現地の公共交通機関(地下鉄・バス・タクシー)があまり発達していないためにレンタルバイクを利用しました。125ccのヤマハのスクーターでした。バイクに乗るのもスクーターに乗るのも、30年以上前の経験しかなく、最後にいつ乗ったのかも覚えていないほどでしたが、久しぶりに運転したバイクは便利で楽しく、1週間のベトナム滞在は本当に素晴らしいものでした。
普段乗っている自転車よりも早く快適で、風景も楽しめ開放感がある。10代〜20代の頃に友達のバイクを借りて走り回っていた楽しさを思い出しました。そして帰国してすぐに、クルマの運転免許で乗れる50cc以下の原付バイクを購入しようと思い立ったのです。
あれ?? 原付バイクが40万円??
クルマにもAT車(オートマ)とMT車(マニュアル)があるように、バイクにもAT車とMT車があるのです。私はクルマの運転でもMT車が好きだったので、原付バイクでもMT車を買いたいと思って調べ始めたのですが、MTの原付バイクはいまはほとんど無くなっていて、1970年〜1980年くらいに生産された旧車しかありません。しかも程度がよさそうなものは軒並み30〜60万円ほどのお値段です・・・ 当時10万円前後だった価格をなんとなく覚えているだけに、かなり驚きました。
ATのスクータータイプの原付バイクはいまでもたくさん生産されているようですが、いまからスクーターを買うくらいなら、スクーターではなくE-BIKE(電動自転車)ですよね? こちらもちょっとかっこいいE-BIKEはどれも50万円オーバー。
そのときに、40〜60万円の価格帯であれば中型&大型バイクも購入できる予算だと気が付き、中型二輪・400cc程度の排気量のバイクを狙うことにしました。そして、YAMAHA SR400にしようかと迷った結果、Ducati Scrambler Sixty2というバイクに決定。翌日に現車を見に行きその場で購入申込みし、帰宅してから教習所の申込みをしたという次第です。
バイクを購入&免許取得して驚いたこと
バイクの免許取得方法は、運転免許試験場でいわゆる「一発試験」に合格して取得する方法と、教習所に通って取得する方法の2種類があります。若い頃には運動神経に自信がありましたが、さすがに50代後半ということもあり、教習所でしっかり教えてもらうことにしました。名古屋市内の教習所の料金の半額以下、最短1週間で中型バイク免許が取れるというふれこみの京都にある二輪専門教習所に行くことにしました。
京都への新幹線料金、京都でのホテルの1週間滞在費を合計しても、名古屋の教習所費用よりも数万円安価です。空いた時間に京都観光までできてこの金額ならオトクだと判断し、京都デルタという教習所に申し込み。この時点で、Facebookなどで免許取得計画などをお知らせしたところ、多くの友人からすごい反響がありました。
じつは私もバイク乗ってます、乗ってました、いっしょにツーリングにいきましょう、のお誘いがどんどん来ます。どこまで真に受けていいのか迷うほど! どうしたらいいのでしょうか??
とりあえずはまだ免許とりたての初心者ライダーなので、先輩方に迷惑をかけないように一人で北海道ツーリングに向かうフェリー船内でこの原稿を書いています。明日の朝には苫小牧港に到着し、1週間ほどバイクツーリングを楽しむつもりです。
まとめ
今回は、私がなぜバイクを購入するに至ったかについてお話しました。
今年、2020年はコロナウイルス感染症の影響で、海外旅行は無理な状況ですね。でもしばらくすれば、イタリア、スイスあたりをバイクでツーリングできるときが来ると思います。その時までは、国内で経験を積んでおこうと思っています。
アラカンの初心者ライダーに興味を持っていただけたなら、お気軽に声がけくださいね。一緒にツーリングできれば楽しいと思います。
Ducati Scramblerを購入するにあたっては、このビデオをみたのが決め手でした。
コメント
コメント一覧 (4件)
ボクも学生時代から細々と乗っていますが、原点は仮面ライダー{笑い!}と漫画「750ライダー」、そして角川文庫から出ていた片岡義男の一連の本と写真です。「彼のオートバイ、彼女の島」等。当時は同級生の足立くんと盛り上がってたなあ~!
僕らの世代はその3つですよね〜
いま、日本のライダーの平均年齢は50歳を超えているようですが、欧米でもツーリングを楽しんでいるのはシニア層みたい。
あと何年楽しめるかわからないけど、できるだけ続けたいですね。
なんとまぁ、僕も1963年生まれ。昔からバイクに乗りたく、今愛知県の教習所に通っております。
以後お見知りおきを、お願いします。
matsuoさん、コメントありがとうございます。
寒い中、教習も大変だと思います。ケガなどにご注意くださいね。
もうバイクの注文はされてますか?何にするか、迷うのも楽しみですよね。
いまはバイク人気で、人気車種は数ヶ月の入庫待ち、中古バイクも納車整備に数週間かかるとも聞いています。
教習所に入る前後くらいにバイクの注文もしたほうがいいようです。
実は、10月に自動二輪大型免許を取得、12月にはいって大型バイクも購入しました。
詳しくはまたブログでお伝えするつもりです。
引き続き、よろしくお願いします。